皆さんこんにちは！
今回は訪問看護ステーション北方からです。

９月１日は防災の日でした。和光会の訪問看護では、昨年度BCPを作成し、シュミレーションを行い、防災についての認識を深めました。先日、在宅療養中の利用者様の防災に対する備えや避難訓練について、ステーション内研修を行いました。

訪問看護ステーション北方では有料老人ホームやデイサービス・看護小規模多機能と同じ建物内に事業所があり、災害が起きた際には連携しながらあらゆる対応が必要となります。施設内には十分な食料品の備蓄が保管してあり、また非常電源も確保されています。

実は数年前、大雨・雷の影響で事業所含む周辺が数時間の停電の影響を受けることがありました。その頃は備えやスタッフの心構えも十分ではなかったため、スタッフで連携しながらできる範囲で対策をとり、なんとか大きな混乱はなく電源が再開しました。

訪問に伺っているご自宅でも、呼吸器や在宅酸素・吸引器など電源を必要とする機器を使用されている方がいたり、寝たきりや独居などで人の手を借りなければ避難ができない方も多くみえます。当時の教訓もあり、地震などの大きな災害でなくても、大雨や台風が在宅療養に大きな影響を与えることも考えられます。

　訪問の際には具体的に何が必要か、どう動くべきか、そのために今できることは何かをお話ししたり、私たち自身がいざというときにどう動くかをシュミレーションしながら、その時が来ないといいなと思いながらも対策を進めています。